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脊損損傷

 もう半年以上たったのか、UMKテレビ宮崎のアナウンサー柳田哲志さんが田んぼの上での尻相撲かなにかで、土俵から泥の中へ凄い角度で飛び込んで、結果首の骨を折ってしまった動画をみたのは・・・。生放送ということもあって、間違いなく放送事故(こうはいわないのかな)な内容だが、お茶の間に流れてしまった。その後、その動画はあちこちに貼られて、僕も見ることが出来た。いまはドンドン消されているので、限られたところでないと見れないが。一度見れば十分ってくらい脳裏に焼き付くから、僕はもう見たので改めて見直そうとは思わない。

 以前僕は、腰椎の椎間板のヘルニアをやってしまって、歩くのも難儀してしまった時期があった。これも脊髄の病気の症状だ。そのとき色々と勉強したのだが、脊髄というのはとってもデリケートな神経で一度傷などを負うと、しびれや痛みが一生続いてしまうこともあるとか。僕はヘルニア~と診断を受けてからかなり気をつけて生活するようになったので、痛くなくなるまで半年くらいかかったが、それ以降は日常生活に支障が出るほどの症状は出ていない。気圧が変わるときにしくしく痛んで、おflair明日は雨だなrainとわかるくらい。

 僕の場合は飛び出した椎間板が神経を圧迫している程度だが、これが神経の切断!とかなってしまうとまず回復の見込みはない。末梢神経と違い、中枢神経は治すことが現在でも不可能だからだ。頭が制御装置だとして、ケーブルで全ての末梢の筋肉に接続されているとする。ケーブルは全て制御装置と直につながれているわけなので、あるケーブルが断線すれば、それに対応する機能は命令を受け取れない&情報送れないとなる。末端の器官自体は生きていたとしても、ネットワークが遮断されていれば動くことは出来ない。好き勝手に手足が意思を持って動いたら、逆に不自由だし気持ち悪いよね・・・・。内臓はスタンドアロンで動くようになっているのかな。

 例えば腰を痛めた場合、そこから足の方に向かって下側へ症状が出てくる。僕はL5-S1という腰骨の最後と仙骨の間を怪我したんだが、左足にしびれ、痛みがでた(ヘルニアは左側に出てからね)。僕は脊髄から足の方に分岐したところで圧迫があったから、足だけに症状がでたわけ。これが脊髄をもろに押していたなら、両足、お尻なんかに同じ症状が出ていたはず。馬尾神経は排泄なんかも制御しているから、これをやってしまうとさらに大変。

 この神経のケーブルは脳へ一つ一つ直接つながれているから、首はもっともケーブルが集結しているところでもある。だから首は強くできているわけだが、それの強度を超えるような力が加わったら壊れるに決まってる。少林寺拳法では首打つ事によって失神させたりする圧法の技が存在するが、とっても危険な技なのだ。その技は、骨折させたりそんな凄い力を加えるものではないが、外部からのショックで簡単に気絶してしまうのだ。それだけ首はデリケートということ。上に書いた柳田さんは、田んぼに頭から突っ込んで首の骨を折ってしまった。動画を見たから知っているが、泥水に顔を埋めたまま起きてこず、助けを借りなければ立てない状態だった。自分で起きることもできず、相当苦しかったと思う・・・。

 首の骨を折って脊髄の損傷を受けたら、ダメージの範囲によるだろうが首から下の機能がおかしくなるはず。頸椎の何番を怪我したかで、障害がでてしまう動きが決まってくる。手が動かせないなら、恐らく足も動かないだろう。全身麻痺となるのか。リハビリで回復する場合もあるらしいが(損傷を受けていない場合なのかな)、基本的にはもう元に戻らないらしい。半年過ぎて回復しなかったら、もう一生そのままらしい・・・。交通事故なんかのときは症状固定と診断されたら、そこからの後遺障害として症状が出ているであろう期間を決めて、未来分計算して賠償金をもらえる。何十年も保険屋さんに待ってもらうことは出来ないからね。

 道場で子供達に受身をさせるが、危なっかしい子もいる。頭を打つだけならまだいいが、首をやってしまったら大変なことになる。少林寺拳法の受身は頭、背骨を強打しないようになっているので、きちんと練習すれば安全だ。しかし、調子に乗って変なことをすれば、どうなるかわからないbearing。正直この尻相撲の動画をみたときはショックだったが、こういう現実もあるということ受け入れて、より一層安全に稽古をさせようと思った。

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コメント

神経とケーブル、制御と身体操作
まさに、情報系、電子・電機系の考え方ですねぇ~~。
自分も電機系工学出身なので、発想がとても似ていて共感いたします。

稽古のお話。
まさに安全の確保は大事なことですよね。
なんでも、やれやれ~では、危険なこともいっぱいですから。
そのための目配りと気配りが必要だと思います。
でも、できる限りのことはさせてあげたいと思います。
この両方の思いを調和させた部分に対して柔軟に対応できるかということが大事なんでしょうねぇ。

投稿: そんQ | 2009年2月10日 午前 09時57分

そんQさん
モーターもセンサーも、ケーブルなしでは役立たずですからね~sweat01
稽古は、おっしゃるとおりで、指導者(監督でも)の目配りですよね。一番安全なのは練習させないことですが、それでは稽古として成り立ちませんからね。人格形成の道というのから逸脱しないように稽古させなればなりませんね。

投稿: 管理人 | 2009年2月11日 午後 03時53分

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