”やお”とか”がち”とか・・・
プロレスは八百長だ!という人がいる。真剣勝負じゃないという意味にもとれる。ここで”やお”か”がち”かを検証するつもりはない。正直、僕はどちらでもいいと思う。見る人が、それで有益だと思えば。そう思えない人は見なきゃいい。僕はプロレスの試合を生で見たとき、迫力と見終わった後の爽快感で大変満足した。だから、プロレスを見るのは嫌いじゃない。
先日ノアの三沢光晴選手が死んだ。バックドロップを受けて。試合の内容は”やお”的なところがあるかもしれないが、技は凄まじい威力を持っている”がち”なものであった事の証拠だ。”やお”な技なら死なないだろう。三沢さんのようなちゃんとしたプロレスラーが受けて死ぬんだから、一般の人だったら何度も受けずとも一発で即死だろう。
プロレスを見せる、そのために死ぬかもしれないほど強力な技を使う。これは真剣勝負といってもいいんじゃないだろうか。興行だからお客さんが来ないとしかたない。5分で終わる試合もできるだろうけど、それではこちらは楽しめない。だから、凄い技を組み合わせて、30分とか試合をしてくれる。
本当の人と人のガチンコの勝負、それは殺し合いだろう。しかも、一対一とは限らない。1VS10かもしれない。素手での戦いなんて現代ではナンセンスだ。だから、刃物、鉄砲…・etcと、殺すためになんでも道具を使うだろう。ルールの上で行われていることは、真剣勝負であっても、がちんこな戦いとは違うと思う。何でもありの殺し合いと比べたら、なんでも八百長に見えるだろう。ルールでお膳立てされた中で、制限のある戦いを行うわけだから。だから、ルールの中で行われるスポーツに、それ以外の競技をからめて論じるのはおかしい。プロレスと総合格闘技、似て非なる物だと思う。ボクシングと柔道が、格闘技だが全く別物であるように。
最初にもどって”やお”と”がち”、そんなものはどうでもいいではないか、見ている人、ファンが楽しめれば。僕はそう思う。僕はプロレスも総合格闘技も好きだ。だから機会があれば見る。つまらなかったら、次は見ない。楽しかったならば、また見る。それだけ。
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