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切捨御免

町人catfacedashdashdash
ドンannoy
お侍「この無礼者!!」
町人「お許しを~bearing
お侍「ならんpout!!切り捨て御免!!!」
町人「グフ・・・・」

なんて時代劇ではよく出てくるこれ。ぼちぼち必殺仕事人をDVDで借りて見てるんで、TVの中のお侍の酷さを見る。しかし、これ本当なの?・・・。

調べると、切捨御免(斬捨御免とも書く。無礼打ちともいう)は武士の名誉を守るための正当防衛の権利として、本当にあったそうだ。じゃあ、そういう状況になったら所構わず行われてたのか??と疑問になるが、そうでもないらしい。

まず切った後は、
・役所に届ける
・人を切った事の重みの為、20日以上の自宅謹慎
・使った刀は、証拠品としてしばらく押収
・無礼な行為とそれを正当化できる証人が必要
という決まりがあった。

誰かが証人になってくれないと切捨御免とは認定されず、斬首刑(切腹はさせてもらえない)になり、お家断絶の危険もあった。だから、誰かを無礼打ちしたときは仲間が証人を必死に探すが、見つからなかった場合は沙汰を待つ前に切腹をする侍が多かったそうだ。また、刀は抜いたが逃げられた場合は、武士として不名誉なので処罰されたらしいcoldsweats01。抜いたら、決着をつけないといけないわけですねsweat02どちらにとっても。

脇差は百姓とか町人とかでも届け出があれば持ってもいいことになっていたそうだが、どんな身分の差があっても脇差しだったら、この無礼打ちに刃向かってもよかったそうだ。ただ切れるわけじゃないのねsweat02。切る目標が武士だった場合は、相手も刀を抜かないと不心得者として処罰された。士分の剥奪、家財屋敷の没収もあったとかcoldsweats02きびしー。

領民を切るということは、所属している領主への敵対行為と見なされる場合もある。だから、江戸で町人を切ったら、江戸幕府に刃向かったと取られる恐れもある。だから、町民とトラブルを起こすなよ!なんて訓令を幾度もだしたそうだ。それで、簡単に切ることができない事情を知っていた町人は、わざとお侍さんを挑発したりするものもいたとか。もし、侮辱を受けても何もしないところを朋輩に見られてしまったら、何もしてないのに「士道不覚悟」で罰せられた(何もしないのがまずいわけだが・・・)。

なんとも大変な世界・・・coldsweats01。恐らく現場を見ている町人がいるだろうけど、人情みたいのがあった社会だから、とうてい証人になるなんて考えれないよね。こんな理由があって、お侍は必ずお供をつけて出かけて、芝居小屋とか銭湯などの公共施設では刀を預けるところが必ずあったそうだ。時代劇ではバンバン切ってますが、そんなに気安くできる行為ではなかったわけですな。実際、切捨御免が認められた事例はあまりないらしい。

時代劇ではお侍さんが傍若無人に人を切るシーンがよくでるが、そんなことが常時あったわけではないと考えられるわけで。必殺仕事人はなんとも悪い侍がでてくるので、胸くそわるくなるんだよね。それを仕事人が成敗するから、すっきりするんだけど。フィクションも多いってわかったから、もう少し気楽にみれそうだtvcatfacenotes。しかしな~お侍も楽じゃないんだな~coldsweats01。町民の方が楽しくやってたっぽいよね。

ウィキペディアの「切捨御免」のページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%87%E6%8D%A8%E5%BE%A1%E5%85%8D

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