« PIZZA-LAの「ハムとチーズのクロックムッシュピザ」 | トップページ | 絵日記はまとめて描くとつらい・・・ »

「U.N.エージェント」を見る

N_715cftd273rpl

ちょっと前に「あなたになら言える秘密のこと」を見たんだけども(記事はこちら)、この映画に関係するボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の事を調べていて見つけた。こちらは史実に近く、リアルに紛争のことが描かれている映画だ。「あなたになら言える秘密のこと」は犠牲になった女性がでてくるが、こちらは紛争まっただ中で起きていた出来事を描いている。主人公はいるが、それはメインではなくて、あくまで映画進行のガイド的な役割。紛争の理由や戦闘の様子もちらほら分かるが、主題はスレブレニツァの虐殺について。ジェノサイドの酷さが分かる。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の映画じゃなくて、スレブレニツァ虐殺の映画。

まったくもって酷いdown映画じゃなくて、行われてた行為が。普段なら顔文字を入れるところだが、それが憚れるれるほど、冗談を交えて語れる話じゃない。第二次世界大戦後のヨーロッパで最大の大量虐殺だったわけだが、すこし勉強をしてから見たので理解も早かった。これが嘘じゃなくて、本当に起きたことというのが恐ろしい。どんなホラー映画よりも怖い。民族間の歴史的な経緯があるみたいだが、ジェノサイドに至ってしまう人間とはなんとも恐ろしい生き物だ。

平和ぼけしている日本人には是非見てもらいたい映画だ。自衛隊がいらないとか違憲だなんていってる団体にも見てもらいたい。こういう戦争が、ほんの15年前に起きてたってことを知るべきだ。戦争はきれい事じゃない。人殺しに来た奴らに、頭を下げて話し合いで解決ですか?。知恵を持っている人間ではありますが、悪知恵を発揮したところも知っておくべきだ。人々を皆殺しにして、手足をばらばらにして、凍土になる土地に埋めた、8000人分も・・・。

紛争に関することばかり書いてますが、映画に関する感想の方も書きます。原題が「RESOLUTION 819」(国連の決議文819ということだと)なんですが、それに対する「U.N.エージェント」という邦題が最悪だということ。正直なんの映画かわからんよbearing。ドキュメンタリーのような映画なのでハリウッド映画的な派手さはありませんが、事実が描かれているのでリアルな迫力満点です。こっちの方がよっぽど恐ろしい。

重い内容なので気軽には見れません。いつまで経っても終わらない、そんな錯覚に陥ります。でも、目を背けてはいけません。これが人間というものなのですから。音楽はいまいちだったかな。まあでも、音でごまかす感じがないので、この映画としてはよいのかも。いろいろ書きましたが、大人にはお勧めなので是非見て下さい。正直、子供には見せたくないな、トラウマになりそう。分別のある大人向けって僕は思う。

|

« PIZZA-LAの「ハムとチーズのクロックムッシュピザ」 | トップページ | 絵日記はまとめて描くとつらい・・・ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5390/49170039

この記事へのトラックバック一覧です: 「U.N.エージェント」を見る:

« PIZZA-LAの「ハムとチーズのクロックムッシュピザ」 | トップページ | 絵日記はまとめて描くとつらい・・・ »