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「未来少年コナン」を全部見終わる

僕が子供の時にやってったぽいアニメなんだが、当時は全く見なかったcoldsweats01。最近になって、ラピュタとのつながりとか、宮崎駿の世界観とかが気になって見始めた。で、感想は・・・とてもヨカッタhappy02オッサンでも十分楽しめる。というか、大人じゃないと理解できない、恐怖っていうんでしょうか、そんなのを感じたりもした。

物語はそんなに難しい感じじゃないので気楽に見れるんですが、設定がかなり重い・・・。ギガントっていう兵器から核兵器を遥かに超える威力を持つ超磁力兵器を使って、世界がほとんど滅んじゃったところから始まる。それがまた、2008年の7月っていうんだから、つい最近じゃないですかcryingイヤー。

そんな大戦争が起きた後でも人類は生き残っていて、ぼちぼちと子孫を増やしてたわけです。そんな子供達の中で主役級なのが、コナンやジムシー、ラナなんですな。この子らは今の世界しか知らないんで、超磁力兵器使用による大地殻変動前の自然豊かで動力物が沢山いた地球は知らないんです。ある意味幸せなのかも。過去の地球を知っている大人は、レプカ、ラオ博士、ダイス、そしてモンスリーなんでしょうが、過去の遺産に囚われる者、戦争を起こしてしまった自責の念に囚われる者、昔を思い出し変わっていく者と様々です。

番組冒頭の戦争の解説から核兵器(核技術)は実用化されていると推測できて、物語ではさらにそれを超える技術が問題となってきてます。それが一見無害な太陽エネルギーなんですが、本来の使い方を逸脱してしまった人間達によって悲劇が起きてしまったわけなんですな。最終回に“太陽エネルギーは愚かな私どもの手にあまる力です”
なんて台本が出てきた。科学技術や人の叡智ってのは素晴らしいものではあるけど、度を過ぎたり間違った方向に事が進むと、身を滅ぼしてしまうよってことだな~sad倫理感とか道徳は、やっぱり心の根本に持っていなくてはいけないね。

ふと思ったんだけど、“核兵器を遥かに超える超磁力兵器”なんて登場させているけど、原子力を頭ごなしに否定しないためかなと思ったり。インダストリアの三角塔の地下には現役で動いている原子炉があって、まあ人の役に立ってたし。なんでこんな事を思ったかというと、他の原子炉で動いているものを批判しないためかなと。アトムとかドラえもんとか??奴らは原子炉内蔵だしねcoldsweats01。昨年の福島第一原発の事故以来、原子力エネルギーには冷たい目線が注がれてます。未来少年コナンでは、核は災難の直接の原因ではありませんが、核兵器とシンクロするところはある。以前は夢のエネルギーだったのにね・・・やっぱり、“人の手にあまる力”なんだよね・・・。

登場人物で一番印象に残ったのが、モンスリーちゃんです。元祖ツンデレなんて言われてるみたいです。ハイハーバーで久々にワンコロを見るわけですが、そこで回想シーンが出てきます。ハイジに出てきそうな草原とお花畑みたいなところで犬(ムク)と遊んでたわけですが、ギガントの攻撃で辺りは一変してしまうわけです。なんともかわいそうで、彼女が冷酷非道になったわけもわかりますcrying。それが、物語を経るうちに変わってきて、とても魅力的な女性になるわけです。声はハイジのクララ役の人(吉田 理保子)なんで、自分の気持ちに立脚したんだとでもいいますかcoldsweats01

面白かったし、いろいろ考えさせられるアニメでした。原子力も太陽エネルギーも超磁力兵器もいいですが、世界を破滅させないように運用してもらいたいものです。

参考になるページ
漫画ゆめばなしさんの「未来少年コナン 第23話 (太陽塔) 前回の続きです・・・」のページ

日本アニメーションの「未来少年コナン」公式ページ
http://www.nippon-animation.co.jp/na/conan/

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